事例詳細 :【樹木】 バナバ
●「バナバ」の特徴
バナバ
和名はオオバナサルスベリ。インドから東南アジア、北オーストラリアまでの熱帯地方に分布しています。日本のサルスベリと同属で高さは5~20mにもなります。落葉樹で木の皮がはがれやすく、葉の大きさが15~30cmと大きめ。桃色~紫色のきれいな花を咲かせます。フィリピンでは雑草と同様、どこにでも生えているという印象のある植物だそうです。薬用植物として葉をお茶にして飲むことで利用されます。この葉にはカフェインが一切入っておらず、ミネラル分、食物繊維が非常に豊富なことから健康茶として売り出され始めました。近年ではインスリンと同様に血糖値上昇抑制効果があると報告され、将来性のある植物です。
●具体的な商品例
- バナバ茶ノンカフェインなのに豊富なミネラル成分と食物繊維を持つ原料の特徴を生かして、健康茶を製造しました。ミネラル分などは一部熱に弱い成分もあり、加工が難しい面もありますが、加工専門のプロの技により特徴を生かせる商品となっています。