事例詳細 :【野菜】 インゲンマメ
●「インゲンマメ」の特徴
インゲンマメ
中南米原産で17世紀に日本に伝来したといわれています。夏に白または薄桃色の花を付け、秋に長いさやを実らせます。日本では主に北海道が主産地となっており、収穫量は2万トン弱となっています。種類も豊富で、金時豆やうずら豆、虎豆、大福豆がインゲンマメに含まれます。ハナマメやフジマメも似た植物ですが、近縁の別種となっています。流通価格も安価で低脂肪、高たんぱくと非常に優れた食品で、世界中で食されています。若いさやを食べるサヤインゲンと、成熟した種子を食べる種実用種があり、種子は乾燥させて煮豆や甘納豆、お菓子用の餡などに用いられます。リシンやポリフェノールを含んでおりアミノ酸の成分バランスも良く健康にも良いとされていますが、豆類全般に含まれるたんぱく質の一種「レクチン」を含んでいるため、きちんと加熱処理を施さなければ下痢や嘔吐といった症状が出る場合があります。
●具体的な商品例
- 白いんげん焙煎粉末白いんげんを粉砕、焙煎して含有成分のアミノ酸やリシン、ポリフェノールを摂取しやすく加工した粉末に商品化しました。単体で味や匂いをつけずにすべての調理に加えるだけで栄養素を摂取できるように加工をしています。