事例詳細 :【樹木】 桑
●「桑」の特徴
桑
大きいもので15mにもなる落葉樹。果実が食用で、キイチゴの様な柔らかい粒が集まった形で、薄桃色の透き通った未成熟な果実がブドウのように赤黒く熟していきます。そのまま食べることが出来、熟した果実は甘くておいしいです。もともと日本では養蚕業に利用されていて、昔はいたるところで桑畑が見られましたが、生糸産業の衰退により減少していきました。品種のひとつ「ログワ」の根皮は生薬として利用されており、葉は若いものをてんぷらにして食べることもあります。また、お茶の代用品として桑茶を利用している地域もあります。果実は別名どどめ、マルベリーと呼ばれ、果実酒の原料になっています。ワイン同様ポリフェノール含有量が多いことが有名です。
●具体的な商品例
- 桑の葉茶カルシウムやカリウム、鉄分といったミネラル分を中心に含有しており、成分を損なわないように精密に加工を行っています。また、果実の加工も有用で、スイーツやお酒などさまざまな製品に加工することが出来ます。