事例詳細 :【地下茎】 菊芋
●「菊芋」の特徴
菊芋
北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の多年草。1850~60年代に導入され、今では全国に定着が拡大しています。草丈は1.5~3mと大きくなり、菊に似た黄色い花を9~10月につけ、10月末に地中に塊茎を作ります。在来種の生育を脅かす恐れのある外来種として、外来生物法で要注意外来生物に指定されているほど繁殖力が強いです。主成分は多糖類を含む食物繊維で、他の芋とは違いデンプンをほとんど含みません。成分の多糖類は消化分解によりオリゴ糖となるため、腸内の善玉菌を増やす作用があるとされ、直接塊茎を料理するほか、健康食品として顆粒やお茶として加工され市販されています。
●具体的な商品例
- 整腸作用があるキクイモの成分を存分に生かした健康茶です。国内産原料を使用し、含有成分をそのまま保つように加工されたキクイモは、原料が独自に持つ独特の甘味と風味でとてもおいしく飲みやすい健康茶に仕上がりました。